01売上があがるコンテンツSEOとは
コンテンツSEOとは、根拠ある調査設計の元に良質なコンテンツをサイトに投入することで、サイトへの流入数の増加、売上の増加、多数のターゲットキーワードの上位表示を狙うSEO施策の方法です。良質なコンテンツの投入を続けることは時間(または費用)と手間を要しますが、長期的なSEO資産となり、競合に対して高い参入障壁を築くことが可能です。
良質なコンテンツの投入のみで、激戦のビックキーワードで上位表示を果たした事例
良質なコンテンツの投入により、サイトへの流入数が3倍になった事例
02なぜコンテンツSEOが必要なのか~競合(ライバル)に対して、圧倒的な参入障壁を築く
「みんなが高品質なコンテンツを定期的に追加してきたらどうなりますか?」というご質問をよくいただきます。弊社は「最初にやった人、更に継続した人が勝ちます」といつも回答しています。理由は、次の通りです。
- いち早く実施する事でより多くの知識と経験を先に蓄えられる「先発優位性」が働く。
- 蓄積したコンテンツ量が有用かつ多いほどライバルが真似をする意欲を欠いてしまう。
- コンテンツSEO/コンテンツマーケティングに、効果的な方法で本気で取り組んでいる企業はまだ少ない。
では、コンテンツSEOがもたらすメリットを見ていきましょう。
コンテンツSEOでは下記の3要素が複合的に作用することで、アクセス数を増加させ、売上・申し込み数を増加させることができます。
情報を集めている段階の潜在顧客を自サイトに呼び込むことができる。
- 知識の集積、ノウハウの公開、Q&Aなど、いわゆる「お役立ちコンテンツ」が購入希望者や、見込み客以前の「情報収集者」を誘導します。情報収集者は何かを「調べたい」、何かの「情報がほしい」という段階でサイトを訪れることになり、サイトにとっては「未来のお客様」を獲得するという価値が生まれます。
出典) 米ELSEVIER社「Determining the informational,
navigational, and transactional intent of Web queries」
潜在顧客の支持や信頼を得て、見込み客・購入客に育てることができる。
- 見込み客の知りたいことに答えることで、自分たちが提供している商品やサービスの価値を的確に伝えることができます。あたかも家電量販店で活躍する商品知識の豊富なトップ販売員のように、サイトは高度な専門性ゆえの信頼を得ることが可能になります。
副次的なSEO効果が得られ、さまざまなワードでの順位上昇が期待できる。
- サイトの専門性が高まること、テーマ関連性の高いテキストの量が増えることで、検索エンジンのサイト評価が高まることが予想されます。更にもう一工夫足す事で自然リンクの獲得や、ソーシャル言及の可能性が高まり、情報が拡散していくことを期待できます。自然リンクはGoogleなどのガイドラインに違反せず、リスクのない外部リンクを獲得できます。
03コンテンツSEOの実施手順
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- ・ 既存のアナリティクスなどのログデータ情報を精査
- ・クライアント企業のヒアリング(お客様によく質問されること等)。
場合によってはエンドユーザーへのヒアリングを実施。 - ・インターネット上のQ&Aサイトの質問、書籍なども参照。
- ・現サイトでは記載されていないワード(不足ワード)をリストアップ。
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- ・ユーザーシナリオの作成
― 知りたいことは何か。
― どのような疑問を持っているか。
― どんなことに不安を感じているか。 - 見込み客の気持ちを想定して作成する。
- ・ユーザーシナリオの作成
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- ・現サイトとの整合性を図る(重複ページの排除や階層構造の最適化)。
- ・見込み客の意図、欲求に回答するコンテンツとはどんなものかを検討する。
- ・Faber Companyの職人がコンテンツ案を個別に練り、経験値の高いライターが、記事コンテンツとして形にしていく。
04コンテンツSEOライター(一部)
高度な調査・分析を経て情報設計されたコンテンツ案も、最後に優れたライターにバトンが渡され、良質なコンテンツとして完成します。わたしたちFaber Companyは、独自のノウハウにより実績のあるライターを多数抱え、SEO教育を施したうえでコンテンツ作成にあたっています。
紙媒体出身の大ベテラン。案件毎の業種研究を欠かさないオールラウンドプレイヤー
紙媒体出身のベテラン。SEOへの関心も高く、原稿の完成度は高い。
薬事のポイントを抑えた、女性向け美容・健康系を専門とする。
05産学連携により、独自の新技術を研究開発
わたしたちFaber Companyは、「良いコンテンツとは何か?」という命題に対し、「職人」(専門領域のエキスパート)による実践・検証に基づく属人的スキルを持って取り組んできました。そして、今後も高度化を続けていくことが予想される検索エンジンに最速で適応し、クライアントの課題解決に臨んでいくために、「職人」の持つ知見をもとに、学術研究機関との連携により、「情報分類・情報評価・自然言語処理などのテクノロジー」を併せ持つ、独自のコンテンツマーケティング技術の確立を目指し、豊橋技術科学大学情報・知能工学系 吉田光男助教の協力のもと、共同研究を行っています。
コンテンツマーケティングの実践には、専門技術や特定の趣味嗜好をもった属人的スキルやノウハウに頼らざるを得ないという課題がありますが、この研究を通じて、ウェブサイトの自動解析により、「職人」が重要な意思決定、及び執筆活動のみに集中できるような新技術の確立を目指しています。
※2014年8月1日付で、共同研究開始に関するプレスリリースを行っております。
プレスリリースはこちらでご確認ください。
研究者プロフィール
豊橋技術科学大学
情報・知能工学系助教
吉田 光男
筑波大学第三学群卒業、筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了。博士 (工学)。2011年より日本学術振興会特別研究員 (DC1)、2014年より現職。
ウェブのコンテンツに注目し、自然言語処理という技術を応用したウェブ工学に関する研究に取り組んでいる。楽天研究開発シンポジウム最優秀データチャレンジ賞、データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム優秀インタラクティブ賞など数々の賞を受賞している。
職人+テクノロジーの融合:属人的スキルを重視しつつテクノロジーをも持つ。
研究開発拠点(東京・赤坂)
研究開発ブランチ(ベトナム・ホーチミンシティ)
Faber Companyの研究開発メンバー
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チーフ
㈱Faber Company
代表取締役会長CEO古澤 暢央2005年10月当社設立。以後、「攻略屋」として、日夜検索エンジン集客の実践・検証を重ね、多くの顧客企業の企業目標達成に貢献する。各種講演・セミナー実績多数。
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開発メンバー
㈱Faber Company
執行役員研究開発室長副島 啓一東京大学工学部卒業。
在学中よりセマンティックwebの研究室(国立情報学研究所)に所属し、テキストマイニング、webクローリングの研究を行う。Webサービス構築実績多数。 -
開発メンバー
㈱Faber Company
研究開発室フェロー(非常勤研究員)青柳 悠太東京工業大学工学部情報工学科在学中。高校時代からインターネットの基盤技術に興味を持ちWebアプリ開発経験あり。「コンテンツSEO」に関心を持ち、参画。
研究開発チームではコンテンツ解析手法の提案と実験用システム構築の役割を担う。